【機材紹介】DIGITALDELAY DD-100(YAMAHA)
こんばんは、shimoです!
今回ご紹介するのは YAMAHA の DD-100 です!

手ごろな価格で出回っていますが、僕は非常に味のあるいいエフェクターであると感じ、学生のころからボードに入れています。
【特長】
YAMAHA DD-100 は、良くも悪くも これといった派手な特徴のない、シンプルなデジタルディレイです。
ただ、その“特徴のなさ”が逆に強みで、嫌味がなくとても使いやすい1台だと感じています。
デジタルディレイではありますが、音は意外とカチカチしておらず、若干アナログっぽい温かさのあるディレイ音。
シンプルなフレーズやアルペジオにかけると、音がうるさくなりすぎず、聞きやすくていい味が出ます。
最近の多機能ディレイのように
- 長時間ディレイ
- タップテンポ
- モジュレーション機能
といった要素はありませんが、普通にディレイをかけたいだけなら十分。
操作も直感的で、音作りに悩まずに済むのは大きなメリットです。
また、歪んだ音にかけてもディレイが埋もれにくく、しっかりエフェクトが掛かってくれるのも好印象。
バンドアンサンブルの中でも、ディレイの存在感が分かりやすいです。
スイッチがBOSS同様に大きめなので、ライブで踏みやすいというのも実は魅力です。
【欠点】
やはり、BOSS をはじめとした定番ディレイと比べると、機能面や音作りの幅では差を感じると思います。
「ディレイで遊びたい」「空間系で個性を出したい」という用途には向きません。
タップテンポやロングディレイが必須な人にとっては、そもそも選択肢から外れるペダルだと思います。
あくまで シンプル用途向け のディレイです。
【まとめ】
YAMAHA DD-100 は、
「素直で聞きやすいディレイを、シンプルに使いたい人」 に向いたエフェクターです。
- 嫌味のない、少しアナログ寄りの温かいディレイ音
- シンプルなフレーズにかけるとちょうどいい存在感
- 操作が分かりやすく、迷わない
- 歪みサウンドにかけても埋もれない
BOSSのディレイほどの完成度や多機能さはありませんが、
「長時間ディレイはいらない」「タップテンポも不要」「普通に使えるディレイが欲しい」
という条件なら、今でも十分アリな1台だと思います。


