【記事紹介】FineBlade CHORUS EFFECTOR CS-F1(Maxon)

こんばんは、shimoです!
今回ご紹介するのは MaxonFineBlade CHORUS EFFECTOR CS-F1 です!

9mmの滝さんのエフェクターボードにFineBladeシリーズのディレイが置かれていたのを見て、ちょっと注目していました。

結構安く手に入ったので、試してみることに!

【特長】

アナログっぽい温かさと、ちょっとクセのある“味”が魅力のコーラスです。

薄くかけて軽く揺らすこともできますが、どちらかというと深めにしっかりかけたときに一番気持ちいいタイプに感じました。

クリーンに立体感を出したいときや、存在感のあるコーラスを前に押し出したいときにドンピシャです。

普段はARIONのコーラスを気に入って使っているので、似たような温かみのある方向性でいいなと感じました。

さらに便利なのが 原音とエフェクト音を混ぜられるMIXコントロール。アナログ系特有の濃さを保ちながら、全体のバランスを細かく調整できるので、場面に合わせた“ちょうどいい濃さ”を簡単に作れます。

この辺りはアナログ系のコーラスにあまりないツマミだったりするので、嬉しいポイントですね。

BOSS CH-1みたいな王道で癖の少ないコーラスと比べると、CS-F1は 少しキャラ強めの方向

シンプルなコーラスとしての美しさが欲しいというよりも“音の味”を楽しみたい人に向いています。

個人的にはARIONの方が好みなのでボード入りはしませんが、もし壊れたら検討の余地が十分にある機材と感じました。

【欠点】

本体がプラスチック製なので、耐久性はやや不安が残ります。

BEHRINGERほど踏み心地は悪くないですが、金属筐体ほどの安心感はありません。

使いすぎるとおそらく壊れるので、ライブが多い人はスイッチャーへの組み込み必須と思います。

また、前述しましたが、音に個性がある分、「とにかくナチュラルで透明なコーラスが欲しい」というタイプにはハマらない可能性があります。

【まとめ】

Maxon FineBlade CS-F1 は、アナログっぽいコーラスをがっつりかけて存在感を出したい人に最適なペダルです。

薄めの味付けもできますが、本領は深く広がるコーラス感。

MIX調整で“濃いけど扱いやすい”のも大きな魅力です。

耐久性は少し気になりますが、音の太さや個性は価格以上。
「CH-1とは違う方向のコーラスがほしい」「キャラのある揺れが好き」という人にはとてもハマる1台だと思います!